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笑わせちゃった理由/笑っちゃった理由。

日々の中で思わず相手を笑わせてしまったり、逆に笑わせられたりといった瞬間があります。「笑うこと」に秘められた力を感じるのはそんなささやかなときでしょうか。

最近、私は職場で苦悩した顔の同僚を思いがけず「笑わせちゃった」ことがあります。また、先日は乗り合わせたタクシーの中で思わず「笑っちゃった」経験をしました。いずれも、それまでの空気を明るく和やかにし、私を前に進ませてくれるきっかけになったのでした。誰かを「笑わせること」、誰かに「笑わせてもらうこと」、とても大切なことですね。

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職場で仕事をしていると、楽しいことばかりではなく、辛いこともあります。努力してもすぐに成果が出ないことって多いものです。先日、同期と取り組んでいるプロジェクトで壁にぶつかり、長い時間考え込んでいました。状況的に読めば、きっと過渡期。この時期をうまく乗り越えればきっと明るい未来があるはずです。…でも、その方向付けの仕方がわからない。問題は結局「人の心をどう動かすか」というところに行きついてしまう。

ただ、いつもそうなのですが同期と話していると、私は必ず良い策を考え出すことが出来るのです。一人ではなく、いっしょに「うんうん」とうなりながら「ああでもない、こうでもない」とディスカッションしていると必ず、良い考えが出てくる。だから、2人で話すことに対して、強い信頼の気持ちが働きます。

先日もそのような状態でした。お互い、ニガムシを噛み潰したような顔で話し合っていたのですが、ふと浮かんだアイデアを私は話してみました。「長期的にデータを定点観測することで、品質業務に関する視点を学ぶことが出来るっていう付加価値を言ってあげればいいんじゃないかな。ちょっと手間はかかるけど、事前にレクチャーとかやってさ。そうすれば、単なる作業じゃなくて仕事になるよ。」このときの同期、一瞬ポカンとした表情をしていました。それから顔がクシャッと崩れて。「…もう、かめちゃん、よくそんなふうにうまく話をつなげられるねえ!」同期と私はタイプが違うプレイヤー同士。彼女のしっかりした仕事の仕方と、私の意表をつくようなアイデア戦法が組み合わさって今のプロジェクトを回してこれた。

信頼の場から生まれるのは、いつもこんな息が抜けるような笑顔と解決策です。



自慢になりませんが、私にはシャレにならない遅刻癖があります。いつもいつも気をつけようと思っているのに、結局遅刻ギリギリか大幅な遅刻をしてしまいます。先日、月に1度の社外研修で出張だったのですが、朝起きて時計を見ると、まだまだ余裕がある時間。ここでつい油断してしまいました(…いつもこのパターン)。悠長にメール返信などしていたら、あっという間に時間が経過していて気づけば研修所に到着するのは集合時間を過ぎるころ。さすがに、落ち込みました。最寄駅まで車を飛ばし、有料駐車場へ(余裕があれば、無料パーキングに止められる)。そこからどの駅で降りてタクシーに乗れば最短か、ケイタイの経路検索とにらめっこ。ああでもない、こうでもない、結局遅刻か、など気持は暗くなるばかり…。

降り立った駅でタクシーに飛び乗ると、行き先を告げました。「○○社さんの人材研修センターまでお願します。場所、おわかりですか?」不安な顔で研修所の地図を運転手さんに差し出しました。すると、運転手さんはバックミラー越しにニカッと笑って「私にわからないとこなんて、ないよー。」と。ときどき場所が分からない運転手さんもいるので、ホッとしました。私のそんな様子を見て、初老の運転手さんは「なあにも、そおんなに思いつめなくったっていいじゃないの!」と笑うんです。宮城出身というその方は、短い乗車時間の間に、何かと私を笑わせるようなことばかり話してくれました。そのおかげで、真っ暗だった気持ちに明るさを取り戻すことが出来たのです。


笑われたり、笑わせられたりといったことで人は明るさを取り戻すことが出来るのですね。人は明るく笑顔でいるときに、持っている自分の力を発揮できます。笑ってくれた同期に、笑わせてくれた運転手さんに、心からの「ありがとう」を伝えたい。

みなさんが誰かを笑わせちゃった理由、誰かに笑わせられちゃった理由、ぜひ教えて下さいね。


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Kei-Ka
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非公開
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【プロフィール】

2003年/
・フィルムアート社編集長津田博史氏が講師を務めるアートリテラシー講座を受講
2005年/
・15回日本ダンス評論賞にて第1席
2006年/
・現代アート、演劇、ダンスなどについての評論活動スタート
2007年/
・ATL発足。
アーティストのPR支援、「レビュアーのためのワークショップ」を企画・運営
2008年/
・コミュニティFMラジオSAN-Qにてアートに関する番組をスタート(Art Life for SAN-Q)
・アーティストのマネジメント+公演の実施(psycho-lot+ 長野県松本市・10月)
・身体表現誌CORPUS編集員に就任
・webマガジン 名古屋アートライフ編集員就任
2009年/
・ブログ『理由/Re:you』開設

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