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ホスピスという選択/父の遺産②
人の最期というものは、当然人によってさまざまです。けれども、多くの場合最期は予期できないときに訪れるように思います。だからこそ、人は今日を生きることが出来るのではないでしょうか。自分の最期が予期出来ない状況だからこそ、人は明日へと向かって生きていけるような気がします。

数年前に長男を亡くした私の父は、幸か不幸かひとり娘となった私に自分の最期を決められるという運命を背負います。大きな一般病棟で、回復の見込みのない患者の扱いはみじめなものでした。充分なケアも受けられず、大きな不安のためか父はある日病院を脱走しました。腕からは無理やり外した点滴の針痕から滴る真っ赤な鮮血を流しながら…。

私は、父を自分の暮らす街のホスピスに呼び寄せることを選んだのでした。


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聞き上手と呼ばれる理由/父の遺産①

私は子どものころから、誰かの話を聴くのが大好きでした。お話に耳をすませながら、語る相手の世界に引き込まれていくのが楽しかったのだと思います。そんな性質は大人になった今では「聴き上手」と呼ばれるようになりました。いつも本当に偽りなくお話を伺うのは楽しく、ワクワクしてしまうので、取材などでお話を聴く機会が多い今の暮らしはワクワクがいっぱいの日々だともいえます。人はとかく自分の性質と闘いがちですが、ここだけは(笑)、自分の帰来の性質に感謝したくなるんです。


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プロフィール

HN:
Kei-Ka
性別:
非公開
趣味:
アート鑑賞・旅
自己紹介:
【プロフィール】

2003年/
・フィルムアート社編集長津田博史氏が講師を務めるアートリテラシー講座を受講
2005年/
・15回日本ダンス評論賞にて第1席
2006年/
・現代アート、演劇、ダンスなどについての評論活動スタート
2007年/
・ATL発足。
アーティストのPR支援、「レビュアーのためのワークショップ」を企画・運営
2008年/
・コミュニティFMラジオSAN-Qにてアートに関する番組をスタート(Art Life for SAN-Q)
・アーティストのマネジメント+公演の実施(psycho-lot+ 長野県松本市・10月)
・身体表現誌CORPUS編集員に就任
・webマガジン 名古屋アートライフ編集員就任
2009年/
・ブログ『理由/Re:you』開設

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