忍者ブログ
あなたに聞いてほしいこと、あなたから聞いてみたいこと。
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

通ってしまう美味しさ。
京都に滞在していました。その宿の近くに「権太呂」というお店があって、軒先には「蕎麦処」の文字が…。京都とお蕎麦、実は半信半疑でしたが(関西はおうどんのイメージ)、せっかくなので入ってみました。その結果は3日間に2回も通うということに(笑)。出汁のおいしさ、季節を愛でる風流さ、おもてなしのあたたかさ、権太呂さんには旅人を幸せにしてくれるお蕎麦がありました。

■権太呂/http://gontaro.co.jp/feelings/index.html

okazakiImage.jpg 090430_1623~0001.jpg 090502_1110~0001.jpg
「名物に旨いものナシ」という言葉はよく耳にする言葉でもありますが、私はちょっと試してみたくなる方です。好奇心が背骨のような人間ですから、失敗よりもトライすることが優先してしまうんでしょう。今回は関西地域でしたが、おうどんではなく蕎麦を注文。且つお店のおすすめ創作蕎麦にチャレンジしました。「あんかけ湯葉包み蕎麦」なるお蕎麦。午後3時ころということもあり、客足も落ち着いた時間。店内にはチラホラとしかお客もいらっしゃらなくて、ゆったりとした雰囲気。静かにお庭を眺めながらの食事となりました。出来ればおいしい日本酒などもいただきたいところでしたが、その後ダンスのワークがあるのでさすがに我慢!

運ばれてきたお蕎麦は、驚いたことにフタ付きのお椀に入っていました。朝汲みの新鮮な湯葉の包みをお箸でつつくと、お蕎麦や鶏肉、蒲鉾、筍などがほっこりと顔を出します(このときの感動は文字に出来ない:笑)が、それらを周りのあんと絡ませていただきます。生姜の風味がふんわりとやさしく、おもしろい食感が楽しめます。朝から道に迷ったり勘違いして大津まで行ってしまったりと慌ただしい時間を過ごした後でしたので、このお蕎麦にどれだけ癒されたかわかりません(笑)。上品でやさしいお蕎麦でした。

さて、京都を去る日。宿をのんびりとチェックアウトして、後はワークショップの会場に向かうばかりでしたが、何だか欲がなくなってしまって受講を考えていたワークショップを手放し、権太呂さんでもう1度お蕎麦をいただいてから1日をはじめることにしました。開店の5分ほど前だったのですが、通して下さいました。ありがたいと思いましたね。

テーブルにつくと、店内の奥から「開店します!」との声。呼応する店員さんの声。こちらのお店、本当に店員のみなさんが気持よく働かれています。いまだにイチゲンさんお断りのお店がある京都にあって、老舗なのにオープンで心あたたまるサービスを展開されていることに感激します。

さて、何をいただこうかとメニューに目をやると先日とは違う季節のおすすめメニューが。見ると目にも鮮やかな「茶切り蕎麦」でした。4月から5月に暦が変わって、メニューが変わったんですね。関心しながら本メニューを見てみると、メニューの表紙には12ケ月ごとの季節のお蕎麦が書かれていました。

睦月:蛤そば おかめ
如月:年越しそば 鰊そば
弥生:白魚そな 雛そば
卯月:若葉切
皐月:茶きり 八十八夜そば
水無月:紅きり ちらしそば
文月:冷やしそーめん 茶むぎ
葉月:大文字そば
長月:月見そば
神無月:菊きり 乱菊そば
霜月:鴨なんばん 釜揚そば
師走:討入そば 晦日そば

…思わず感服、といった気分になりました(笑)。季節を愛でる気持ちをお蕎麦にこめてお料理する心意気が美しいと思いました。「美しい味」、ここにもあり。


さて、今度はいつ訪れましょうか。菊のころなんて、風情がありそうです。


++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

□権太呂さんの味はお取り寄せも出来ます。

http://gontaro.kp.shopserve.jp/index.htm

PR
コメントを投稿する

HN
タイトル
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
カレンダー

05 2026/06 07
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
フリーエリア

最新コメント

[03/01 Kei-Ka]
[07/25 きみき]
[04/04 Kei-Ka]
[04/03 トニー嵐丸]
[04/03 Kei-Ka]
最新トラックバック

プロフィール

HN:
Kei-Ka
性別:
非公開
趣味:
アート鑑賞・旅
自己紹介:
【プロフィール】

2003年/
・フィルムアート社編集長津田博史氏が講師を務めるアートリテラシー講座を受講
2005年/
・15回日本ダンス評論賞にて第1席
2006年/
・現代アート、演劇、ダンスなどについての評論活動スタート
2007年/
・ATL発足。
アーティストのPR支援、「レビュアーのためのワークショップ」を企画・運営
2008年/
・コミュニティFMラジオSAN-Qにてアートに関する番組をスタート(Art Life for SAN-Q)
・アーティストのマネジメント+公演の実施(psycho-lot+ 長野県松本市・10月)
・身体表現誌CORPUS編集員に就任
・webマガジン 名古屋アートライフ編集員就任
2009年/
・ブログ『理由/Re:you』開設

バーコード

ブログ内検索

P R

カウンター

アクセス解析

ブログの評価 ブログレーダー