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あなたに聞いてほしいこと、あなたから聞いてみたいこと。
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「峠にいるような時代だから。」/メルマガ「本から峠の向こうの日本をみよう」発行人たけみつさん

書評メールマガジン「本から峠の向こうの日本をみよう」の発行人のたけみつさんにお目にかかったのは、ある本のイベント。小さなカフェで少人数で本を囲み、それぞれが本についてお話するというそのイベントで、たけみつさんは確かインディアンに関する本をご紹介されていたように記憶しています。たけみつさんの本への視点(近づき方)や語りの穏やかさがとても心地よくて、初めてお会いしたような気がしませんでした。その後、彼が書評のメールマガジンを発行されていることを知り、それ以来ずっと購読するようになったのです。

たけみつさんの書く文章は、どこか穏やかなあたたかさに満ちています。読書から遠ざかっているkei-kaですが、週に2回、たけみつさんから届くマガジンを拝読していると「本」が自然と身近な存在になっていくように感じます。たけみつさんに選ばれる本たちは、1冊1冊がとてもていねいに読みこまれ、その本が持っているいちばん魅力的な部分をそっとすくい上げているんですね。本たちが「わーい。」って喜んでいるような気がしますよ(笑)。

このブログマガジンでは、ときおりゲストライターとして文章をお書きいただき、発行されているメールマガジン「本から峠の向こうの日本をみよう」の中からkei-kaがさらにセレクトさせていただいた本を「book」というコンテンツの中でご紹介させていただきたいと思っています。少し大袈裟ですが「コラボブックレビュー」だなんて、思っています。どうぞ、お楽しみに!

-あなたに聞いてほしいこと、あなたから聞いてみたいこと…人はきっとそれを持っている。-

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<木と空の風景がお好きだというたけみつさんの撮影された写真:熱海の木と白神山地のブナ林>
 

■メルマガを始めるきっかけ

書評メルマガ「本から峠の向こうの日本をみよう」は、2005年の12月にスタートしました。
当時は、ライブドア事件が代表するようなお金至上主義のような時代でした。
世の中が混沌としてきて、明治維新の前のようだとも言われていました。

この頃、私の勤める会社もリストラが繰り返され、人に優しいといわれた会社の変貌に
驚く中で、何か自分から発信をしたいと考え始めていました。

本を読むことは大好きでしたので、ちょうど峠にいるような時代の中、先の世の中を本を通して考えていこうと思い「本から峠の向こうの日本を見よう」というタイトルで書評メルマガを出すことにしました。


■本との出会い

もう30年以上前のことになります。
小学生だった私は、読書はそれほど好きではありませんでした。
読んでいたのは、怪人二十面相シリーズくらいでした。

当時、毎夏、父の故郷の大分の中津に帰省をしていました。
新幹線のない頃で、寝台列車で夜に大阪を出て、朝に着く感じでした。

当然、電車に乗っている時間が長く、退屈でしかたありません。
マンガの本を読みたかったのですが、父は厳しく絶対買ってくれませんでした。
「マンガじゃない本だったら買ってやる」というのです。

それで、本を買いに行ったのですが、当事、大分の中津には大きな書店はありませんでした。小学生が読むような本もあまり置いていませんでした。

結局、手に取った本は、大人が読む文庫本でした。
タイトルは、「新史太閤記」司馬遼太郎さんの小説でした。
帯に、大河ドラマのタイトルが出ていたのでつられて買ったのだと思います。

そして、大阪に帰る電車の中で読み始めました。
読み始めるとおもしろいこと。結局2~3日で読んでしまいました。

それからは、学校の休憩時間も司馬遼太郎さんの本を読んでいました。
すると、その輪がだんだん拡がりだして、4~5人になりました。

あるとき、そのうちの1人が、
「司馬さんの自宅は、隣の市にあり、自転車で40分くらいやから会いにいけへんか?」と言い出しました。
でも、住所もわからず、どうしようか悩んでいると、もうひとりが、どこかで調べてきました。

そして、4人で会いに出かけたのです。
運よく家に着きましたが、なかなか呼び鈴を押すことができません。
それでも勇気を出して押すとお手伝いさんが出てきて、司馬さんは散歩中とのこと。

ガッカリして、どうしようか相談していたら、ラッキーなことに散歩から帰ってこられたのです。
司馬さんは、チラッとこちらを見ただけで、家に入っていかれました。
もじもじしていると、奥さんが。「君達、どうしたの」と声をかけてくれたのです。

その後は、僕らは司馬さんのファンで、隣の市から会いに来て..
みたいなことを話したのだと思いますがよく覚えていません。

色紙にサインをもらって、そのまま家に帰ったようです。
 
そこからは、ますます司馬文学にのめり込みました。ちょうど小学6年生の頃でした。

それから、30年以上経って、読書が好きということは変わっていません。
変わったのは、読む本のジャンルが、拡がったことくらいです。


■メルマガを始めた前後で変わったこと

自分が発信したいという思いで始めたことですが、読んでいただいている方からメールを頂くことがあり、いろんな方との出会いが生まれました。
 
メールでのやり取りから、実際に会って、その後もいろんな事でつながっている人縁の不思議さを日々、感じています。

今は、メルマガを通して知り合えたご縁には意味があって、この縁を大切にしていこうと考えています。


 

【ゲストライタープロフィール】 たけみつ

メーカーで営業企画の仕事をする傍ら、世界遺産ナビゲータをやっています。
次の世代に何かを「伝える」ことが人生のミッションだと最近思い始めました。
あと、最近、木と空の風景が好きになって写真を撮っています。
こちらのブログに掲載した写真は、白神山地のブナ林です。もう1枚は、熱海でとった木の写真です。

■「本から峠の向こうの日本を見よう」バックナンバーと登録
http://archive.mag2.com/0000177710/index.html

■子供達の世代に残してゆかないといけないもの、そんな想いで「世界遺産ブログ」はじめました
http://blog.livedoor.jp/sekaiisan_navi/

 

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プロフィール

HN:
Kei-Ka
性別:
非公開
趣味:
アート鑑賞・旅
自己紹介:
【プロフィール】

2003年/
・フィルムアート社編集長津田博史氏が講師を務めるアートリテラシー講座を受講
2005年/
・15回日本ダンス評論賞にて第1席
2006年/
・現代アート、演劇、ダンスなどについての評論活動スタート
2007年/
・ATL発足。
アーティストのPR支援、「レビュアーのためのワークショップ」を企画・運営
2008年/
・コミュニティFMラジオSAN-Qにてアートに関する番組をスタート(Art Life for SAN-Q)
・アーティストのマネジメント+公演の実施(psycho-lot+ 長野県松本市・10月)
・身体表現誌CORPUS編集員に就任
・webマガジン 名古屋アートライフ編集員就任
2009年/
・ブログ『理由/Re:you』開設

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